中原由木子

九州産業大学 生命科学部

無機材料研究室

中原 由木子 NAKAHARA YUKIKO

研究テーマ|医療分野におけるファインバブル技術の応用

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 ファインバブル技術は、工業、農業、水産、環境、食品など分野への活用に関連する事例報告はあったが、医療分野への応用事例はまだ少ない。我々は企業・病院と連携して、ファインバブル技術を人工透析装置と配管回路の洗浄・殺菌効果を検証している。ファインバブルは水溶液中に100μm以下の微細気泡を指す。水中に滞留時間が長く、溶解性も優れている。気泡の組成(ガスの種類)や濃度によってその作用なども様々ある。日本では34万人では血液浄化治療(人工透析)施設は約4400施設以上で、ベッドサイドコンソールは13万5千台以上である。透析治療後、毎日透析装置、配管回路などを洗浄・殺菌処理が必要となるため、環境に優しい、操作簡単且つ経済的な洗浄・殺菌方法を期待されている。本研究はファイバブル技術を用い、従来の化学薬品殺菌の代替ものとして透析配管や透析装置の洗浄・殺菌効果を検討する。 

専門分野

  • 無機化学
  • 化工物性
  • 移動操作
  • 単位操作

担当科目

  • 無機化学I
  • 無機化学II
  • 無機化学Ⅲ
  • 化学基礎実験
  • 応用化学実験 など

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添付ファイル: filenakahara.jpg 260件 [詳細]
Last-modified: 2020-09-03 (木) 10:59:15